collaboration and music,

  少女の頃

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電車内、女子高生、初夏、思春期の不安、少女の中で揺れ動く幼さと女性性、
特別な絶望が彼女を襲ったわけではなく、ただ、日々降り積もっていく不安と痛み。

「苦しい けど 生きたい」


職場の先輩である[クロメ]さんのベースボーカル ナカムラアヤさんからCDのジャケットを、というお話を頂き(かなり興奮気味かつ食い気味に喜んだ私 笑)、提示していただいたモチーフ(電車内、初夏、素の女子高生)を、お話しながら、そしてライブを体感し膨らませました。

ライブを体感して少女の内臓を得られた瞬間はとても気持ちよかったです。
舞台上から3人のアーティストにぐいっと、掴まれて動けない、そのまま激しくて美しい曲と歌声に呑まれて目も離せなくなる。
ぼくの思考が止まって、流れ込んでくる慟哭を少しでも多く吸収したい、そう思わせてくれるライブでした。
苦しそうなのに楽しそうで、気持ち良さそうなのに痛そうで。

受けた刺激や感動を伝えたいのに、どうしたって上手く言葉にできません。
音楽は全然詳しくないけど、この心で受けたものは確かなのに、それを単純な言葉でしか伝えられないのが毎度悔しかったりします。
だからせめて絵で伝わったらいいなって、思いながら描きました。
全部じゃないけど、描ききれないけど、これがぼくの感じた[クロメ]さんです。

みなさん毎度挙動不審な私に優しく話しかけてくださって、ほんと、[クロメ]さんの表現も、人としても、大好きです。
このような貴重な機会をいただき、心から感謝しております!
この出逢いはぼくにとってとても大事な養分です!

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2014/10/01 四ッ谷outbreak
会場で出演者の方々がデザインしたロゴをTシャツやエコバック、手持ちのものにその場で刷っちゃうすごいライブ!
そこで!プレゼントをいただきました!
なんとデザインに私の描いた子が…!言葉詰まる程感動しました!
ありがとうございました!
裏面は私の名前「雫石」をイメージしたデザインをしてくださったり、ほんと、めちゃくちゃ嬉しかったです…!涙
ちゃっかり着ていたパーカーのフードにも刷ってもらって上機嫌(笑


何ものにも代え難い、こういう表現のやりとりってやっぱいいなぁ。